幻想のシロ

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趣味の受容

ぼくらの親世代や祖父母の世代はアニメやゲームなどといったいわゆるオタク趣味に理解を示すことが少ない。

 

それは、自分が知らないものなのだからだろうか。それとも、画面の中の女の子ばかり追いかけて後ろ暗いイメージがあるからだろうか。

 

ぼくらのオタク世代はオタク黎明期に比べると世間の風当たりも柔らかくなってきたものの、まだまだ偏見の目で見られることも少なくない。

 

果たして、ぼくが親や祖父になった時(果てし無くあり得ないがあくまで仮定の話)、自分の息子や孫が自分の知らない、自分の世代には想像もつかなかった趣味を持つようになった時、それを受け入れられるのか。

自分の知らないものだからって、見もせず全部否定してしまわないだろうか、メディアに惑わされて勝手に後ろ暗いイメージを持ってしまわないだろうか。

 

オタクに生まれたからには、自分が親や祖父母になった際、息子や孫の未知の趣味をハナから否定しないようにしたい。それがこの時代のオタクに生まれた者の義務だと思う。